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天職だと思えた。No.1

STAFFS

こんにちは小松市美容室Bokkaの源田です。

夕日がきれいでしたので思わずシャッターを切ったキャプチャー写真とは全く関係のない話を今日はしようと思います。


高校入学したものの、ギフテッドのような同級生ばかりに見える中、勉強で身を立てるイメージはすぐに崩れ去り、アルバイトに精を出しながら自分に合った道を模索していました。当時、私の両親は石川県小松市で美容室を営んでおり、美容師という職業は、ご飯に髪が混入していたり体育服がパーマ臭いというように、いつも私の身近にありました。しかし、それが今ほどに熱意を注げる仕事だと思えるほどではありませんでした。

それでも、石川県から東京へと抱いた強い憧れを胸に、高校卒業後上京の手段として「てっとりばやく」美容師としての道を踏み出しました。両親が快く送り出してくれたことに「しめしめ」くらいの感情でしたが、今思えば裕福でもない中わざわざ行かせてくれた両親には涙がこみ上げるほど感謝しています。そしてこの職選びには、未来に対する不確かさが付きまといましたが、比較的手先が器用で、何かを作り出すことに喜びを感じることができる――私の特性、これが明かりとなりました。

これから何回かに分けて、そんなふわふわとした不確実性の中からスタートした、美容師としての私の経歴をご紹介します。最初は全てが曖昧だったものの、28年間の経験を経て、この仕事が本当に私の天職であることを深く実感できるようになりました。美容専門学校や、新卒で就職した美容室で学んだ知識や技術、そしてここ小松市で培われた価値観が、私の就職と長年にわたるキャリアの基盤となりました。

皆さんには、私の経験から、キャリア選択や人生の重要な岐路における不確かさと、それをいつのまにか乗り越えた時の充実感について、自身の体験と重ねて考えてみていただけると嬉しいです。特に、石川県や小松市で美容師を目指す方々や、美容専門学校への進学を考えている学生の皆さんに、この仕事の魅力と可能性を感じていただけたら幸いです。

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