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天職だと思えた。No.2

STAFFS

前回は、石川県小松市から出て美容師としての道を選んだ経緯と、初期の不安についてお話ししました。今回は、高校卒業後に上京し、天職への感度が少しずつ高まっていった過程をお話します。

代々木の山野美容専門学校での学びは、文化的なギャップと自己認識の再考を迫られる日々でした。方言を抑えることに必死で、気づけば友達の話し方に自然と似てしまい、「お前ら話し方一緒で気持ち悪い」と隣のクラスから指摘され、さらに恥ずかしい思いをしました。

そして、毎日の授業とクラスメートとの交流を通じて、ぼんやりとした美容師としての自己像を確立していきました。とても小さい美容室で働きたくて見学に行ったところ、「こういう小さい店でインターンなんて取るわけないだろ」と言われ、気持ちが一新し、当時最も大規模な店に就職を決めました。

しかし、今振り返ると、学校のカリキュラムで示された方法論や正解がある環境で、私はやりがいと成果を感じていました。現在、自分が経営者としてそれをスタッフに提供できているかと考えると、反省もします。

お話が少し脱線しました。

次回は就職からその後の迷いが多かった時期を紹介します。同時に、天職と実感できる度合いを「天職感度」として時系列に沿って示していきます。

石川県小松市での生活、美容師としての就職、そして向いている仕事を見つける旅―これらが私のキャリア形成において重要な役割を果たしました。皆さんも自分自身のキャリアでの情熱の変化を振り返ってみてください。お時間があればぜひ読んでみてください。

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